2009年1月31日

イス取りゲーム

zd090131.jpg


イス取りゲームって、強欲で下品なヤツが勝つって相場が決まってるんだけど、それでも勝者を勝者として認めんといかんのかね?

だとしたら、北方領土や竹島問題のみならず、パレスチナ・イスラエル問題やチベット問題、カシミール問題など世界中の領土問題は、取ったもんの居座ったもん勝ちだよな。




      - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

二個の者がsame spaceヲoccupyスル訳には行かぬ
甲が乙を追ひ払ふか 乙が甲をはき除けるか 二法あるのみぢや

甲でも乙でも構はぬ 強い方が勝つのぢや
理も非も入らぬ えらい方が勝つのぢや
上品も下品も入らぬ図々敷方が勝つのぢや
賢も不肖も入らぬ 人を馬鹿にする方が勝つのぢや
礼も無礼も入らぬ 鉄面皮なのが勝つのぢや
人情も冷酷もない 動かぬのが勝つのぢや
文明の道具は皆己れを調節する機械ぢや
自らを抑へる道具ぢや 我を縮める工夫ぢや
人を傷けぬ為め 自己の体に油を塗りつけるのぢや
凡て消極的ぢや
此の文明的な消極な道によつては人は勝てる訳はない

夫だから善人は必ず負ける
君子は必ず負ける
徳義心のあるものは必ず負ける
清廉の士は必ず負ける
醜を忌み悪を避ける者は必ず負ける
礼儀作法 人倫王常を重んずるものは必ず負ける
勝つと勝たぬとは善悪 邪正 当否の問題ではない
powerである willである

by 夏目漱石

2009年1月30日

現実問題としての危険性

zd090130.jpg

昨年の4月に起こった「江東区マンション神隠し事件」ていうのがあったんだけど、同じ階に住んでた犯人の男が、殺害翌日にテレビのインタビューに答えてる映像を見て、「人を殺した直後にどうしてこんな態度がとれるんだ?」ってすごく気になっていたんだわ。

で1月26日、その事件の裁判が今月26日に終わって事件の全貌が判明したんだけど、いやー衝撃的過ぎて、オレ、これ最後まで読めなかったよ。

≫【法廷ライブ】神隠し殺人事件


オレの感性では全くもって信じられんのだが、実際こんな人間がいるんだよなぁ・・現実問題、世の中良い人ばかりじゃないってことだよなぁ・・・こっちに何の落ち度が無くても、殺される可能性があるってことだよな。

何も怯えながら暮らす必要はないけれど、デンジェラスな輩がおる世界で生きてるって自覚はしとかんといかんな。

2009年1月29日

人生のペース

zd091029.jpg


孔子でさえこのペースなんだから、焦らず騒がずじっくり道を歩むべし。


子曰く、
吾れ十有五にして学に志ざす。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳従う。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。


孔子が云う、
「私は十五才で(学問の道に入ろうと)決めた。
三十才で(学問に対する自分なりの基礎)を確立した。
四十才で戸惑うことがなくなった。
五十才で天命を悟った。
六十で何を聞いても動じなくなった。
七十になってからは、心のおもむくままに行動しても、道理に違うことがなくなった」と。

2009年1月28日

在り方

zd090128.jpg





本物とニセモノの違いは、見えないところの「在り方」で決まる。

2009年1月25日

虚言癖

zd090125.jpg

世の中には、平気でウソをついたり、さも本当のことのように作り話をしたりする、いわゆる虚言癖のあるヤツがかなりおるね。

そいつらの何がタチの悪いって、「自分でも嘘か本当かよくわからなくなっている」ところ。(ちゅーか自己暗示で自分でも信じちまってるときもあるけど。)

よって、自覚症状が少ないんでウソを見抜きにくいし、見抜いてもウソだとなかなか認めやしない。

こんな奴が身近に現れたらどー対処するんがいいんかね?
やっぱ聞き流す、もしくは相手にしないのが一番かなんだろうか。

虚言癖になったのにも何かしらの原因(コンプレックス、虚栄心、等々)があるんだろうから、一回一回「ウソをつくなっ!」って言ったところで直りゃしない。すでに大人だしな・・。

やっぱ、ウソつくたんびに頭をコヅいて体で覚えさせるべきかなぁ・・・でも年上の人だと頭コヅくのかなり厳しいなぁ。

う~ん、放置プレイしても自分に害がないだけで何も良くならんし、直そうとしてもそー簡単に直りそうもないし、なによりオレは親でも先生でもないんでそんなことする義理も余裕もないしな。

あ~、兎角にこの世は住みにくい(by 漱石)。 なんちゃって。

2009年1月23日

聖書

zd090123.jpg

人類史上、最も多く印刷され、最も多く売れた本は、「聖書」で、二千四百(!)もの言語に翻訳されてるんだとさ。

オレは読んだこと無いけど、それほどに人が読んだ or 読んでるってことは、やっぱ何かしらあるんだろうねこの本には。

現代社会においても宗教ってすごく重要だな。 ドイツに住んでるとホントそう思うね。良くも悪くもだけど・・・


備考:15世紀にドイツのグーテンベルクが活版印刷技術を用いて印刷したのが世界初の印刷聖書「グーテンベルク聖書

2009年1月21日

面白さ・カッコよさ・美しさ

zd091021.jpg

面白いことをしようとしない限り、面白いことなんて出来ないよ。

カッコよくなりたいと思わないと、カッコよくなんてなれんし。

美しさを求めなければ、美しいものなんて作れやせんな。

2009年1月20日

アムスの王

zd090119.jpg

アムステルダムにおった百獣の王。

表情とポーズのギャップがなんか笑える。

2009年1月19日

(無)意味

zd090118.jpg


日々の制作とは、

一見無意味に思えることの中に意味を見いだす

思考のプロセスなのかもしれん。

2009年1月17日

何か大切なこと

zd090117.jpg

ある夏の日、重い障害を負った息子が野球に興じる友だちを見て
「自分も野球をしてみたいが、入れてくれるだろうか?」と父に聞きま
した。

半信半疑の父親が子供たちに頼むと、意外にも「ぼくらのチームは
負けかかっているから良いですよ。この回に守備について、次の回に
打順が回るようにします」という答えが返ってきました。

息子はもがくようにグラウンドに駆け出し、守備につきました。初めてグ
ローブをはめた息子の輝く笑顔に、父親の目が潤みました。

ところがその後、試合の勢いが変わり、九回裏に息子の打順が回ってく
るときは二死満塁。逆転のチャンスとなりました。野球のバットを握っ
たことも無い息子が打席に立てば、ゲームセットは間違いありません。
にもかかわらず、子供たちは約束を守りました。

ピッチャーはバッターボックスに入った息子を見て、相手チームが勝ち
を度外視し、何か大切なことをしようとしていることを察しました。そ
して、マウンドから打席に近づくと、そっとボールを放ったのです。

渾身(こんしん)の力を込めて息子が振ったバットは球をかすり、ピッ
チャーゴロ。投手がボールを拾って一塁に投げれば、それで終わりでし
た。ところが、彼が投げたボールは一塁手の頭のはるか上を通り過ぎま
した!

チームメイトが叫びます。 「二塁まで行け!走れ!走れ!」 息子は、
これまで見せたことも無い力を振り絞り、二塁を目指しました。一塁手
もピッチャーの意図を悟ったのでしょう。ボールは二塁手がジャンプし
ても届かない高みを飛んでいきました。

「三塁だ!走れ!走れ!」 観客も総立ちになって声援を送り始めまし
た。外野手のボールも三塁手のはるか頭上を通り過ぎました。

「ホームだ!ホームへ走れ!本塁打だ!」チームメイトたちも、観客も、
相手チームの選手たちも一緒になった大声援のなか、息子は逆転のホー
ムを踏みました。この日、息子はチームを勝利に導いたヒーローになっ
たのです。家に凱旋したヒーローを、妻は涙を浮かべながら抱きしめま
した。

息子は次の夏を見ることなく亡くなりました。しかし、人生にたった一
度、自分がヒーローになれたあの日のことを胸に逝ったのです。

(ここから転載させていただきました。
http://archive.mag2.com/0000229939/20090116090000000.html )
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _


オレ、こーゆー話、好きだな。

「勝ち負けとかお金とかそんなん関係ねーよ!」なんてきれい事ばかり言ってたんじゃ生きてはいけない世の中だけど、やっぱ人間にはもっと大切なことがあると思う。

「人間というものは、貧しく弱い立場の人々をどのように扱うかで、その人の品格や懐の深さがわかるのである。」

2009年1月16日

それぞれの場所

zd090116.jpg


死んだものを見るのならミュージアムに

生きたものを見たいなら動物園に

本物なら野生に

コピーはアミューズメントパークで

2009年1月15日

人生は0.1秒

zd090115.jpg

宇宙の歴史を1年にたとえると、地球が誕生したのが9月14日で、恐竜が誕生したのが12月24日。

うんで、人類が誕生したのは、12月31日13時30分なんだと。

ちなみに、人生80年は、0.1秒だってさ。


追記: オレはWinny(ファイル交換ソフト)は使っってないんだけど、これ読んで怖くなったんで、念のために、Winny 検索ツールでチェックしてみた。 結果問題なし。

2009年1月13日

クズ収集

zd090207.jpg

多くのアーチィストがやってるだろう「スクラップブック作り」、オレもやっとる。

ドイツにきてから大小合わせると20冊ぐらいになるから、だいたい年2冊のペースかな。

中身はちゅーと、新聞・雑誌の切り抜きや、チラシとかメモった紙切れとか、読んだ本で気になった文章とかも走り書きとか。

まー興味のあること、芸術・歴史・政治・経済・戦争・旅行・宇宙・宗教・哲学・建築・人間・ファッション・動物等々で、真面目なことも、ふざけたことも、面白いことも、くだらんことも、共感できることも、腹が立つことも、良くも悪くも引っかかったことを貼り付けてるだけだけどね。

んで、今までは文類分けもせずに時系列もメチャクチャで作ってたんだけど、今年は意識して1冊を作るよ。

台紙となるスクラップブックは、ルネッサンスから現代までの彫刻史の画集(写真上)で、中身は写真などのビジュアルイメージのみで埋めるつもり。

今までのスクラップブックの中で一番でかい(34x24x6cm)くて、ページ数も612と多いけど、12月末には全部埋まっとるでしょう。 そしたらオレだけの「イメージ・アーカイブ 2009」の完成だね。

この「クズ収集」をあなどっちゃいけませぬ。ちょっとした雑誌の切り抜きから制作のインスピレーションが得られるかもしれんし、思いもしないような考え方・モノの見方を発見できるかもしれん。それに少なくともオレにとってドローイングのネタ帳(笑)にはなるしね。

彫刻史の画集にはもちろん彫刻写真がたくさん載ってるんで、貼り付け作業中に嫌でもそれらを何度も見ることになり、歴代の傑作・名作を眼で暗記できるのも良いな。

これを一冊完成させるまでに、かなりの量の紙媒体やウェブサイト(まだ使ってないけどコレいいかも)を見ることになるんで、眼を鍛えるためのトレーニングとしても悪くないと思う。

美術に限らず、音楽でも建築でも、もしかしたら文学や宗教・哲学でさえも、新しいと言われるもの95%は過去の遺産の影響下にあると思うし、何が本当に新しくて、何がパクり(影響or引用)なのか見抜くために、いろんなモノを見て眼を鍛えるしかないしな。頭では忘れても、眼は一度見たモノを憶えてるから。

スクラップブックは人に見せるためのものではないし、1冊完成させたところで作品の新しいアイデアは浮かばんかもしれんけど、ある金鉱山では、1トロイオンス(約31グラム)の金を抽出するのに、250トン以上もの鉱石を必要とするらしいし、やるしかあるまいっ!

2009年1月11日

備忘録 : 雪・古本・杉本

zd090111.jpg

天気はいいんだが気温が上がらんので、なかなか雪が解けんなー、仕事ができんなー。(画像は今日のライン川沿い)

で、聞いた話なんだが、雪が降ったら凍結防止で道路に塩をまくらしいんだけど、この塩が車の裏面に付いてほっとくと錆びて穴が開くってほんとかな?

    - - - - - - - - - - - - - -

作品に使う古本を探しにフリーマーケットへ。 

・スタンダール「赤と黒
・ゲーテ「ファウスト
・ダンテ「神曲
・ヘミングウェイ「誰がために鐘は鳴る

等々、今回は結構買ったな。

(シェークスピアのハードカバーを探してるんだけどなかなか見つからん・・)

ついでにドリルの歯(径14mm・長さ40cm)も買ったら、新品のくせして曲がってやんの! ドリルを回したら先っちょがブレまくって使い物にならん。彫刻家なのに見抜けなかったオレが悪いんか・・・

    - - - - - - - - - - - - - -

ようやく、写真家・杉本博司さんの「苔のむすまで」を読む。歴史や古美術にやけに造詣が深くて驚き。ものの考え方や写真に対する思いが知れてますます作品が好きになる。

現代を長い歴史のスパンの中でとらえられるようもっと歴史の勉強をせねば。

杉本さんに興味のある人はまずはこれがオススメ。≫BRUTUS特別編集 杉本博司を知っていますか?

3月22日まで金沢で展覧会もやっとるよ。 ちなみにオレ、この「展覧会のカタログは予約しとるんで今度日本に帰ったときに見るのが楽しみ。(小出、保管よろしく頼む)

2009年1月10日

理想・現実・楽観

zd090110.jpg

答えのない問いに答えるような・

暗闇みのなか手探りで進むような・・

まだ見ぬ景色を見るために山を登るような・・・

だからこそアーティストたる者、理想主義者であり、現実主義者であり、楽観主義者でないとな。



写真は:敬愛する建築家Peter Zumthor設計のコロンバ美術館@ケルンにある三面立像。

≫コロンバ美術館オープニング No.1 (Zumthorインタビュー) by YouTube

≫コロンバ美術館オープニング No.2 (展覧会風景) by YouTube

2009年1月 8日

制作メモ

zd090107.jpg

可能な限り自分を成長させるため
己を知るため

見えないものを想像するため
美しいものを作るため

現実をとらえるため
人生を生き抜くため

自分自身と戦うため
攻撃や孤独から自らを守るため

思考を深めるため
選択して決断するため

自分の道を一歩一歩前するため

2009年1月 6日

移動もしくは消滅

zd090106.jpg

世界が年越しモードで浮かれてた昨年末、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザを空爆をし始めて今なお戦争しとるんだけど、この戦争というかイスラエル・パレスチナ問題って解決策あるんかね?

「話し合えば分かり合える」なんてことは平和ボケした人間の言うことであって、現実問題、話し合う次元じゃないよな。 やっぱここまでくるとどっちかが国ごと移動するか消滅しないかぎり無理かもしれん・・・

平和への道は険しいわい。

参考サイト:
≫イスラエルが空爆動画続々投稿
≫イスラエルの投稿動画


2009年1月 5日

雪積

zd090105.jpg

ただ自分が作りたいモノを作ることと、

作ることでもって自分を取り巻く世界と関わっていくことは、

やっぱ全然違うよな。


追記: デュッセル、雪積もったよ。 こんだけ寒いと、流星2号のバッテリーがあがらないか心配だわ。

2009年1月 1日

謹賀新年

zd0090102.jpg

あけましておめでとうございます。

今年も、牛の歩みのごとくゆっくりではありますが、彫刻家として自分の目指す方向へ淡々と着実に進んで行きたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

平成二十一年元旦
藤堂良門

追記: ここ最近のデュッセルはやたらと寒いよ。北海道と変わらんな・・
≫http://de.weather.yahoo.com